春はお肌のトラブルが起きやすい。漢方的視点より。
「春は風が強い!」というイメージありませんか?
漢方では「春」は「風」の時期とされています。(五行論より。)
「風」の舞い上がりますよね。その性質と一緒で、鼻水、目の充血、頭痛など、体の上部に症状が出るとされています。
あとは、乾燥でダメージがあるお肌に、舞い上がる「花粉」「PM2.5」「ほこり」などの異物で、さらにお肌にダメージがあります。
これらにより、湿疹やじんましん、吹き出物など、お肌のトラブルも現れやすい時期です。
では、もう少し、漢方の五行論で「春」と「身体」について掘り下げてみましょう。
五行論で春は「肝」が活発に働き出す時期とされています。。
「肝」は自律神経とも関係があるので、のぼせや不眠も起こりやすいとされます。この「のぼせ」について、もう少し書きます。
「肝」は「怒」と関係があります。アニメでも怒っている人は顔が赤いですよね。よく「血が上る」という表現をしますが、実際に、顔が熱い状態になりませんか?このことからも、お肌が過敏となりやすい状態と考えられます。
もともと卒業式や入学式、入社式、引越と、「春」は変化の時期。
緊張でストレスが溜まりやすい時期でもあります。
漢方では「気」が滞ると「気滞」タイプとします。この状態は「血」や「水」を押し出す作用がある「気」の流れが悪いことにより、各細胞に栄養が行きにくいし、むくみやすい状態。
イベントが多い時期なのに、小顔の邪魔になる要素が多いですね。
ではどうするのか。
「気」流れが悪い。そして、血流が悪いのであれば、運動すること。
急にハードな運動をしなくてもいいですよ。ウォーキングやストレッチ、ヨガなど、身体に負担が少ないものから始めましょう。
血の流れはよくなるし、気分も爽快になります。
次に「食」について書きます。春の食養生としてオススメなものがあります。
春野菜や香味野菜、柑橘類など、香りや酸っぱい物。「気」の流れをスムーズにします。
お肌のケアについて書きます。
お肌が敏感な時期、のぼせやすい時期なので、クールダウンが大事。化粧水などは、バンバン叩いたり、強くパッティングするのではなく、静かにやさしく、塗りましょうね。
あと、フェイスマッサージを強めにする方は注意をしてください。
もともと強いマッサージは反対なのですが、お肌に敏感な時期にするのはやめましょう!
いっそうむくみや吹き出物がひどくなる可能性がありますよ。
このように書くと「小顔矯正は大丈夫なの?」と感じる方もいるかもしれません。当センターの小顔矯正は強くマッサージするなど、お肌に強い摩擦は与えません。包むように触るか、振動を与え、筋肉・筋膜を柔らかくするのがメインです。
悩みが多いこの時期。振骨小顔センターにお任せください。
振骨小顔センター
大渕