こまめな水分補給って?

今年の夏は暑い。暑すぎます。こまめな水分補給を心がけてくださいね。

ところで「こまめ」って何でしょうか。漢字では「小忠実」と書きます。どのくらい飲めばいいでしょうか?

計算上の数値から言いますね。1時間に100mlです。

その理由を書きます。

一日に2.1~2.6L出ていく。

まず、「需要」と「供給」を考えます。

1日に体内から出る水分量は2.1~2.6Lとされています。

その内訳はこちらです。(※季節、体調によって変化します。)

■皮膚(汗)は0.6L。

■尿は1.0~1.5L。

■大便は0.1L。

■肺は0.4L。(※冬に窓にフーっと息を吹きかけると白く曇りますよね。これは体内から出ている水分です。)

これを考えると1日に摂取すべき水分量は2.1~2.6Lとなります。(※季節、食事摂取量などで変化します。)

■代謝水は0.3L。※体内で代謝が起こる時に発生する水分。

■食事など、食物に含まれる水分量は0.8L

残りは1.0~1.5Lとなります。この量をお茶や水で摂取するのが好ましいです。

どのくらいのペースで飲むのか。

一日を考えてみます。朝6時起床、夜9時就寝するとします。活動時間は15時間となります。ここではコップ1杯200mlとします。この量を2時間おきに摂取すると、およそ1.5lになります。コップの半分(100ml)にすると1時間おきになります。

たったコップ1杯かと思うかもしれません。一回の摂取で吸収できる水分量は200~250mlとされています。せいぜいコップ1杯程度なのです。さほど多くはありません。ゴクゴクと一気に飲んだ水分が、すべて細胞たちに吸収されているかは定かではありません。身体に負担をかけずに、効率よく水分を摂取するには、「ゴクゴクと一気に飲まない」という事が重要です。

飲んでも飲んでも喉が渇くという方もいます。それは糖尿病などの可能性はありますが、「脳」は水分を大量に飲んだを実感しても、「身体」の方が、細胞などに必要な量は吸収されていないと感じ、「喉が渇いている」と「脳」に信号を送っているかもしれません。

「量」より「回数」なのです。

今年は暑く、発汗量が多いです。外出時や運動時は特に汗として、水分が体外に出ていきます。上記の水分量は計算上の数値でしかありません。時間や温度、湿度、日照時間、運動負荷により、必要な水分量は刻々を変化します。

今の時期、外出時などは喉が渇く前に、15分~30分おき、一口ずつ飲む。これに加え、喉が渇いてしまったら、100~200ml水分摂取しましょう。

この計画的水分摂取と緊急時の水分摂取の両方を心がけてください。

早く涼しくなって欲しいですね。

早く、クーラー無しで寝たいです。。。

大学在学中の怪我がきっかけで、整体の道を志す。 整体・カイロの手技で評判に。「小顔矯正もやってみたら。」との一言をきっかけに研究がスタート。 漢方、氣功、ヨーガ、武道との理論と矯正の共通点に気づく。 呼吸の力を利用し、身体に負担をかけない矯正で喜ばれている。

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