なぜ体は痩せても顔は痩せないのか。

「ダイエットしても顔が痩せません!」

このお悩みの方。結構多いです。ではなぜでしょうか。今回のブログは「なぜ体は痩せても顔は痩せないのか」とお伝えします。これにより、多くの方が小顔になる方法を知っていただけると幸いです。


①前後の筋肉バランス


人間は前側にある筋肉と後ろ側にある筋肉はバランスを取り合っています。

このことは「反り腰」のブログでもお伝えしました。

反り腰の原因とその対策

反り腰の方はお腹が出やすい環境にあります。

反り腰は後ろ側にある筋肉、腰の筋肉が緊張しているので、前側にある腹筋が意識しにくいです。

同時に意識するとかなり苦しい体勢になりますよね。人間は無意識にバランスを取り合い、緊張する筋肉があれば、反対側の筋肉は弛緩します。

これは顔でも同じことが言えます。

姿勢が悪く、頭が前に出ている状態。この状態は、頭を地面に落とさない為にも、後ろ側の首や肩の筋肉を緊張させなくてはいけません。すると、前側にある表情筋に意識がいきにくいのです。

試しに姿勢がいい時と悪い時を比べてください。

姿勢がいい時の方が口角、または頬が上げやすいですよね。

筋肉が動きやすいということは、筋繊維の収縮がスムーズなため、老廃物の排出の効率が上がります。つまり、むくみにくいということになります。


②舌の位置


みなさん!舌の先の位置を意識したことがありますか?

舌の先は歯の上の歯茎にあることがベストです。そして、この位置だと、顔が痩せやすくなります。

では何故か。

これも、違う部位の例を話しますね。

なぜ、お腹に脂肪がつきやすいのか。

それは、無意識でも動き続ける内臓への安全なエネルギー供給の為です。内臓が動かなくなったら生命維持に関わります。エネルギーを蓄える必要があるのです。

では、「これは舌も関係があるのか?」とお話します。

舌も無意識に動きます。

①しゃべっている時。

②物を噛んでいる時。

③気道の確保。

この③の気道の確保ですが、こんな時ありませんか?お酒をついつい飲みすぎた時、いびきがうるさくなる。これは泥酔し、舌の筋肉が弛緩した為、気道を塞ごうとしているから。裏を返せば、気道を確保するために、寝ていても働き続けているのです。このエネルギー源として、脂肪をつける。二重アゴになりやすいのです。

しかも、舌は頭蓋骨を支える。もしくはクッションの役割を担っていると考えております。実際に、舌の先を歯茎から外すだけで、首の筋肉が緊張します。

この舌の先の位置が「顔が痩せない」理由につながります。

舌の先の位置が、歯よりも上、歯茎にあるのがベストとお伝えしました。では、この位置に舌の先が無いと頭蓋骨を支えることができません。つまり、エネルギーを消費しにくくなるのです。

舌の先が歯茎にならない理由

①舌の筋肉の低下。

②昔から鼻炎などで口呼吸。空気の出入り口を確保するため。

③姿勢が悪い。

この③について説明します。姿勢が悪いと、舌と歯茎の距離が離れ、その位置にとどまりにくくなるなります。実際に、姿勢がいい状態と悪い状態を比べてみて下さい。顔を前に出すと、舌の先の位置が下がってきます。

ちょっと脱線しますが、小顔と関わりがあるので書きます。

舌の先の位置が歯にある方。舌は押し出す力が強いので、出っ歯やすきっ歯になりやすくなります。

舌の先が下の歯よりも下の方。舌全体の筋肉が下がるので、二重アゴに見えてしまいます。

これらを考えても小顔と舌の関係性があると言えます。

アゴに脂肪を溜めることにより、舌の筋肉のエネルギー源を確保している人間。でも、その舌の動きが悪ければ脂肪は消費されずに溜まるだけとなります。これが顔が痩せない理由です。


ということは・・・。


今回、この2つに絞ってお話しました。

結局、2つとも、姿勢が大事ということ。

私の小顔矯正の理論も、いかに姿勢がいい時の骨の位置、筋肉の位置に促すかです。

もう一度姿勢を見直し、理想の小顔を手に入れましょう!

 

 

振骨小顔センター

大渕

ホームページはこちら。

大学在学中の怪我がきっかけで、整体の道を志す。 整体・カイロの手技で評判に。「小顔矯正もやってみたら。」との一言をきっかけに研究がスタート。 漢方、氣功、ヨーガ、武道との理論と矯正の共通点に気づく。 呼吸の力を利用し、身体に負担をかけない矯正で喜ばれている。

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