エラが張る原因と側頭筋テクニック~セルフ小顔ケア~
「エラは姿勢によって大きくなる。」
これを聞いて、疑問に思うかもしれませんね。
でも、エラが気になる人は、「大きくなっている」のではなく、「大きく見えている」のかも知れません。
このことは先日書いたブログ「顔が歪むのはなぜか。~これを気をつけると、歪み、エラ対策になる~」に載せています。
エラが張る原因
小顔になりたい人の、お悩み上位である「エラ」。
今回、エラが張る原因を説明しますね。
この2枚の写真を見比べてください。
姿勢がいい時はアゴが引きやすくなります。しかし、姿勢が前のめりになると、アゴが前に出てきます。
これも姿勢が影響します。
顔を固定したまま身体を前方に曲げると、下を向くことになります。そこで、無意識に視線を上げます。その結果、アゴが前に出てきます。
試していただきたい事があります。姿勢を良くし、脱力すると、歯と歯はくっついていないですよね。(緊張度が強い人はついてる場合があります。)しかし、身体を前に倒し、猫背になると歯と歯がくっついてきます。このように、姿勢で骨の位置が変わります。
姿勢で筋肉にも影響があります。噛みしめる筋肉です。
猫背になると噛みしめる筋肉が働きやすくなるのです。筋肉を触りながら、身体を前後に動かしてみて下さい。猫背の時、筋肉が力が入る感じになるのではないでしょうか。
それはなぜか。その理由は頭の重さです。姿勢がいい時は頭蓋骨が首の骨に乗っています。筋肉の負担が少ないまま支えることができます。
しかし、頭を前方に移動させると、頭が首の骨に乗らなくなってきます。すると、頭を支える筋肉の必要性が増します。さもなければ、頭が地面に落ちてしまうので。ですので、猫背の時は首肩の緊張が増し、肩こりになりやすいのです。この姿勢が一瞬ならいいのです。しかし、悪い姿勢が常習化すると、筋肉も常に緊張しています。筋肉の緊張とは収縮している(短くなっている)ということなので、関節、骨の可能域にも影響し、動きが悪くなってきます。この筋肉の常習化が猫背の固定化につながります。こうなると、アゴが引きにくい状態に。そうなんです。エラの原因は、姿勢の固定化です。アゴが前に出ると、エラの骨の下の部分が見えやすい状態になるのです。
しかも、姿勢が悪い方が噛みしめる筋肉を硬くさせます。それは、首の緊張との連動性と頭蓋骨を支えるため。エラが気になる人は、噛みしめる筋肉が硬いですよね。フェイスラインが膨らんで見えてしまいます。
エラ張り対策
エラが張る原因は筋肉による姿勢の固定化と書きました。
ということは、筋肉を柔らかくすることがエラ張り解消の第一歩です。
この方法は、筋肉を強くもむということではなく、ソフトな力しか必要としません。
筋肉は、伸ばられ、捻じられる状態で刺激が加わると柔らかくなる習性があります。それを利用しています。
今回はサービスで、もう一つのテクニックを載せました。
巻き肩、猫背による姿勢の固定化に対してのテクニックです。
よかったらご覧ください。
振骨小顔センター
大渕