姿勢を良くするためにはどこに意識をするのか。(足編)
「姿勢を良くするには、どこに体重をかければいいの?」
小顔矯正や骨格矯正のお客様によく聞かれます。
この答えは1つではありません。なぜなら個人差があるからです。
ある人は前重心。ある人は後ろ重心。重心だけでなく、猫背、反り腰、O脚、荷物を片方だけにかけてしまう。ケガなどで筋肉・靭帯周辺の硬直がある人もいます。そうです。クセ・歪みはみなさん違うのです。
人間は器用です。
どのような状態(筋肉を意識的に動かせる・両足がある場合)でも、二足で立ち、そして歩くことができます。ですので、自分のクセを気づくことなく生活している可能性があるのです。その結果、自分なりの立ち方や歩き方になってしまいます。
その結果、腰痛や肩こり、首痛。顔でいうと、エラの周りの緊張などにも影響してきます。
私は施術後、姿勢や歩き方を指導することがあります。それは、お客様のタイプや性格、スポーツ歴などにより変えています。
今日はその例を教えますね。
どこに重心がくると理想か。
では、私が理想とする重心の位置とは。
それは内果(うちくるぶし)の下です。
人間、すねの部分に2本の骨があります。
内側にある骨を脛骨と呼びます。
細い腓骨ではなく、太くて丈夫な脛骨に体重が乗るのが理想なのです。それには内果(うちくるぶし)の下に重心が来るようにしたいのです。
しかし、そこに重心をかけようと意識が強すぎると、足首を緊張、固めようとい、柔軟性に欠くし、かかとから地面につき、衝撃が足のアーチで吸収ができずに痛める。または筋肉を硬直させる可能性があります。
重く大きい革靴だったり、サンダルを履いた時にかかとが痛くなったりしますよね。すね、足の裏の筋肉が硬くなります。この時、疲労感を感じやすくなるのと一緒です。
内果に意識を持った方がいいのは確かです。でも、歩行時に良くない結果になる人がいます。
では、どうすればいいのか。
こちらの写真を見てください。
私は、お客様の状態を見てアドバイスを変えます。その代表例の3か所です。
1.足の親指を意識する。
あの「生ける伝説」と呼ばれた合気道の塩田剛三先生も、ここを意識したと言われています。
脱力した状態で、ここに体重をかけると、いわゆる「腰が入る」状態になりやすくなります。
2.足の小指を意識する。
これはハイヒールを履く女性に多いタイプで八の字の形をして立っている人がいます。足の親指の根本(第1中足骨骨頭)で立つ意識が強すぎる場合、八の字の角度が広がり、XO脚になりやすくなります。
この場合は、足の小指はここにあると意識を持つと脱力ができ、まっすぐ立てるケースがある。
これは壁や角に足の小指を良くぶつけてしまうひとにもおすすめ。人間は小指の意識はかなり弱く、今、小指がどこにあるかが分からないからぶつけてしまうからです。
3.膝を少し近づける意識を持つ。
この意識で歩いていると、お尻の穴が締まる感じになり、体の重心が真ん中になってくるとベスト!
この他にも状況に応じてアドバイスを変えます。
それは腹筋やかかとの使い方です。あまり多い指摘や指導を行うと混乱してしまい、どれを意識するかが分からなくなるかもしれないので、今回はここで終了します。
人にはそれぞれクセがありますので、どの方法がいいか変わってきます。
でも、コレ!っというものが見つかると、体が軽くなり、疲労感も軽減してきます。
すぐに結果をだそうと焦らずこと!見つけるまで、気軽に、楽しくやることが秘訣です!
では、みなさま、試してみてくださいね。
振骨小顔センター
大渕
芸能人・モデルから厚い信頼の小顔矯正。ホームページはこちら!