腹式呼吸はダイエット・小顔につながる?
こんにちは!振骨小顔センターの大渕です!
今日も前回に引き続き、呼吸の事を書きます。
呼吸を意識したら、ダイエットや小顔になるとしたら嬉しいですよね。
この可能性があるので、これから書きますね。
学生の頃、ある実験をしました。
「安静時の腹式呼吸における吐く息の酸素量を測る。」
この実験の結果は「腹式呼吸でも有酸素運動にもあり得る」というものでした。
これはいくつか説明をしなければなりませんね。
まず、安静時の腹式呼吸についてです。走ったりしたら有酸素運動になるというのはイメージできますよね。そうではなく、この実験では、あぐらをかき、息を吐き切るのを意識しながら腹式呼吸をする。いわゆる瞑想や座禅みたいな状況で行いました。
続いて、有酸素運動についてです。一般的に、筋トレなどが無酸素運動、ランニングやエアロビクスは有酸素運動とイメージがありますよね。
でも、細かくいうと違います。
その「運動」において、酸素が使われているかどうかによります。
おおまかにいうと、無酸素運動は、筋肉の中のグリコーゲンが使われ、そのエネルギー源が無くなると、体脂肪が酸素によって燃焼されエネルギーを得ます。これが有酸素運動です。(いろいろと省略した表現にしていてすみません。)
なので、筋トレも長い時間行われると有酸素運動となり、エアロビクスも短い時間だと無酸素運動になります。
まあ、こんなに細かく考えなくていいのですが、無酸素運動か有酸素運動かで判断とは、吐く息の酸素量の割合で決まります。
吐く息で酸素が多ければ、体内で酸素が使われていないため無酸素運動。二酸化炭素の方が多ければ、体内で酸素が使われたということで有酸素運動となります。
今回書いた実験で、あぐらをかいているので、身体を動かしたわけではありません。しかし、腹式呼吸を意識した結果、10分ぐらい?(ごめんなさい細かい時間忘れました。)で、吐いた息が、酸素より二酸化炭素の方が多くなったのです。これは有酸素運動をしているということをさします。
これは3人実験して、3人ともに同じ結果になりました。
この3人は、普段から呼吸法を実践している人、武道をやっていて運動をしていた人、運動や呼吸法を実践していない人という3パターンでやりました。
これは何を示してるかというと、普段、運動していない人でも腹式呼吸を意識すると、有酸素運動となり、ダイエットや小顔につながる可能性があるということです。
ただ、授業中の実験なので、断言できるほどの実験数ではないので、可能性ということにとどまります。しかし今後、寝たきりの方にも応用できるかもと、教授は目を光らせていました。
この写真は、この実験ではなく、運動時における血圧の変化と心臓の負荷についての実験のものです。
部屋を片付けていたら出てきました。そして、今回書いた実験を思い出させてくれました。
確か、この紙のように酸素量などの数値が書いてあるデータがどこかにあるはずなのですが、もうちょっと探してみます。
さて、話を戻しますね。
胸式呼吸より、腹式呼吸の方が、肺の中の空気を交換したり、酸素の吸収量が多いというデータもあります。
普段、どのような呼吸をしていますか?
腹式呼吸の方が、健康にもよく、ダイエットや小顔につながるかもしれませんね。
振骨小顔センター
大渕