【美肌・小顔の為の栄養講座⑥ ~なぜ菊芋は糖尿病にいいのか~】
こんばんは!振骨小顔センターの大渕です。
以前、菊芋について「水溶性食物繊維」が多いから、便秘にいいと書きました。
今日は「なぜ菊芋は糖尿病にいいのか」ということです。
のちに「ダイエットや美肌にもいい」ということも書きますね。待っててくださいね。
昔はこの「水溶性食物繊維」が、糖や脂肪を絡め取って排泄するので、小腸での吸収を抑えられるから糖尿病にいいと言われていましたが、21世紀に入ってから、腸から出るホルモンの「インクレチン」による効果だと分かってきました。
菊芋の大部分に含まれる「水溶性食物繊維」は「イヌリン」と言います。
これをビフィズス菌や乳酸菌がえさにして増えます。どうして増えるかの詳細は長文になるので、ここは割愛させていただきますが、「インクレチン」が増えます。
この「インクレチン」の作用は
・血糖値、血圧、コレステロールを下げる。
・骨が丈夫になる。
・血管内皮細胞に働いて、血管を柔らかくする。
・皮膚、性器など末端の血流が良くなる。
・認知症の状態が改善する。
・腎臓に働き、水・ナトリウムの排泄を促進させる。
・脳の満腹中枢に働き、満腹を感じさせます。
このように様々な効果が見込まれます。
注目すると糖尿病だけじゃなく、血流が良くなり美肌になる。そして、むくみ解消や、満腹感を感じやすいことからダイエットにいいと分かります。
こうみると、菊芋が食べたくなりませんか?
今がシーズンなので、買い時です。
サプリメントなどもあるので、興味を持ったら方は試してみてはいかがでしょうか?
さて、2回にわたって、菊芋の事について書きましたがどうでしたか?
何故書いたかというと、菊芋の素晴らしさをみなさまに知ってもらいたい!そして、まだまだ生産者が少ないので、私たちが菊芋をアピールして、ニーズがあるということを示したかったからです。
早く菊芋が手軽に入る食材になりますように。
振骨小顔センター (東京都中央区勝どき)
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