二酸化炭素測定器に神経質になる。

「新型コロナに感染したくないから、家に二酸化炭素の測定器を買いました。寝室に設置したのですが、夜中に赤のランプが点灯していたんです。このままだと感染してしまいますか?」

と、あるお客様から質問されました。

CO2測定器に敏感になりすぎて、神経質になりすぎていると驚きました。

まず、家の中にいて、二酸化炭素濃度が増えたからと言って、新型コロナウィルスに感染するリスクが増えるとは限りません。ウィルスの数が増えた数値ではなく、二酸化炭素濃度の増減を測定する機会ですから。店舗など不特定多数の人が、ある程度の時間滞在する空間なら、換気を喚起するために、数値を気にするのはわかります。家の中では、家族という、人数が把握された空間では、そこまで神経質にならなくてもいいと思います。

あと、夜中に赤いランプが点灯したことについても、理由をお伝えしました。

これは意外な盲点だったみたいです。

まず、人間は酸素を吸い、二酸化炭素を吐き出します。

身長など体格、運動強度により変化しますが、人間は1回の呼吸量は0.5ℓです。体外で出す二酸化炭素濃度は約4.5%とされています。大気中の二酸化炭素濃度は0.04%ですので、吐く息の方が濃度が濃いです。ですので、密閉した空間では、換気をして新鮮な酸素を取り入れないと、二酸化炭素濃度は高まります。今回測定器を設置した寝室を6畳と仮定います。6畳という空間(3.12m×3.12m×2.5m)がおおよそ24㎥。空気量として考えると24000ℓです。成人で毎分12〜20回呼吸をするので、1時間で360〜600ℓの呼吸をする計算となります。24000ℓをこの600ℓで割ると40時間。2日間という時間が経つ前に、吐いた息で充満していることになります。これは1人分の計算です。このお客様は夫婦2人なので、寝室を締め切った場合、1日で部屋の空気を1回は体内に吸い込んだと考えられます。但し、これは密閉された空間での話。窓や戸の隙間は存在するので、計算通りにならないと思います。

換気の必要性 | ブログ:進化する小顔矯正。 (tokyo-kogao.com)

↑これはこちらのブログにも記載しています。

では、意外な盲点とは。

それは観葉植物です。

お客様の寝室には大きな観葉植物があるようです。それは寝ている間に吐いた二酸化炭素を酸素に変えたいと思ったからだそうです。でも、植物が酸素を出すのは光合成をしている時。光が当たっていないときは、人間などの動物と同じで、植物も呼吸をしていて、酸素を吸って、二酸化炭素を出しています。睡眠中は部屋を暗くしていると思うので、植物も二酸化炭素を増やす要素の一つとなります。

じゃあ、部屋を明るくして寝ればいいではないかという声もありそうですが、睡眠が浅くなり、健康を害する危険性があります。疲れていて、ストレスがたまるとコルチゾールが分泌され、これが免疫力を下げるとされています。こっちの方が感染症にかかる可能性が増えます。

多数のお客様が来る家以外は、そこまで、二酸化炭素濃度に一喜一憂しない方がいいです。ただ、新鮮な酸素を部屋に入れたいので、昼間、1時間に一度は換気をしましょうね。

振骨小顔センター

大渕

大学在学中の怪我がきっかけで、整体の道を志す。 整体・カイロの手技で評判に。「小顔矯正もやってみたら。」との一言をきっかけに研究がスタート。 漢方、氣功、ヨーガ、武道との理論と矯正の共通点に気づく。 呼吸の力を利用し、身体に負担をかけない矯正で喜ばれている。

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