朝陽だ!セロトニン!
今日はセロトニンの話。
セロトニンはドーパミン、ノルアドレナリンなどのバランスをとり、気分や感情のコントロールをする脳内伝達物質。快楽を感じるドーパミンなら、脳内に分泌し続けてばいいじゃないかと考える人もいると思いますが、これらは毒性があるので、長時間分泌され続けても、身体にはいいことではありません。これらを流してくれるのがセロトニン。(麻薬など、興奮状態や快楽状態が続くとされますよね。これはセロトニンの分泌を阻害する種類があります。これにより、ドーパミンなどの影響を長時間持続するので、気分がハイな状態が続きます。)
セロトニンは心のバランスをとる他にも、睡眠に関係があります。セロトニンは夜になると「メラトニン」という、睡眠を誘発させるホルモンの1種となります。
目と目の間の上方に「視交叉上核」があります。ここに強い光を感じると「メラトニン」の分泌が止まります。そして、脳の覚醒が進み、身体が活発に動けるようになっていきます。これが体内時計のリセットともいい、もともと25時間周期とされている身体のリズムを光によって調整しています。(この調整力は加齢とともに下がるとされ、メラトニンの分泌能力も下がるため、睡眠時間が減少すると言われています。)
では、セロトニンの分泌しやすくする方法をお伝えします。
- 早寝早起き
- 太陽光を浴びる
- リズム運動
- よく噛む
- グルーミング
- トリプトファンの含む食べ物を食べる
- 継続する
睡眠を考えると、朝に太陽光を浴び、体内時計のリセットとセロトニンを増やすことが大事となります。
リモートワークが多くなり、出勤が減っている人も多いと思います。朝起きたら、ベランダで深呼吸をしましょう!できない場合は、朝陽を浴びながらウォーキングをしましょう!

メラトニンは睡眠誘発の他に、抗酸化作用や老化防止作用もあると研究が進んでいるそうです。新型コロナウィルスへの治療薬が待たれますが、まずはいい睡眠をとって、病気になりにくい身体作りを!
振骨小顔センター
大渕