常識は変わる。
さて、これは『2月3日の朝日』の写真です。どのように感じますか?
いじわるな始まり方でごめんなさい。
今年の節分は2月2日。そして、立春は2月3日です。
いつも感覚としたら、『2月3日の朝日』は節分で、「今日は豆まきをするぞ」と感じます。でも。今年は立春。「今日から春だー!」と意気揚々とした気持ちになります。
同じ2月3日でも、年によって変わりますね。
過去の勉強や慣れなどの記憶により、私たちは日常を過ごします。
でも、思っていた常識は変わります。
例えば「いい国作ろう。だから鎌倉時代は1192年。」と覚えていたのに、現代は1185年からと学校で教えます。
昔は金管楽器と木管楽器は材質の違いとして習った(記憶なのでどうだが・・・。)が、今では、音の出し方で分類される。唇の振動で音をだすのが金管楽器、唇を振動させないのが木管楽器。
これは私たちの身体も「思い込み」と「常識」で使い方が変わります。その一つが、昨日書いた「脚はどこからついているのか。」です。
この意識が働くと腰痛が減り、姿勢が良くなります。
肩も同じく、「どこから腕がついているのか。」という意識で身体が変わります。ほとんどの方は「肩から腕がついている。」と感じていると思います。ところが、骨や筋肉の形状をみると、鎖骨の内側からが腕です。この意識だけで肩こりが激減します。
顔でいうと、「あごはどこ?」と聞かれると、エラの部分を指さす人が多いですが、耳の穴の少し前の部分からアゴです。アゴの骨は思っているよりも上にあります。
常識だと思っていることをすると、パフォーマンスが下がることもあります。
気候やヨーガをしていると、「日常にやってきたことは本当に合っているのか?」と感じることに直面します。その違和感が楽しいんですよね。様々な発見につながります。
それを再確認した。節分&立春となりました。
さて、暦上は春ですが、まだまだ寒いです。身体を冷やさないようにしてくださいね!
振骨小顔センター
大渕