不安に打ち勝つ!

新型コロナウィルスの終息がみえず、新規感染者数が気になる毎日。不安です。感染者数が0に近づかないと安心には変わらないと思いますが、不安感や恐怖感を少なくなる方法を紹介します。

恐怖に関してはもともと脳にインプットされている感情です。恐怖があるから危険回避をする行動に移すので、必要もの。

不安は未来のことを想像して感情が生まれます。これは脳の前頭前野が発達していないとできません。前頭前野は判断、評価などを行います。不安とはこの過去、現在、未来など各時間において判断や予測して生じるので、不安が強く生まれるのは人間だけと言えます。

これらをみると、不安や恐怖とは人間が生きるために備わったもの。ですので、人間全員は何かしら持っている物となります。例えば、お金が無いと「どうやって暮らせばとの不安」。大金持ちだと「どうやったら盗まれないか」「もしかして周りは私を狙っているかも」という不安がおきます。

不安や恐怖に対しての1つ目の対策は、「みんなだって不安があるんでしょ。」と思っている方が気が楽になるということ。「私だけが不安や恐怖を覚えている」と考えると、その気持ちが一層強くなる可能性があるので、これを防ぐ方法です。

さて、寝ようとしたけど、不安や恐怖で寝れなくなった経験はありませんか?そして、考えて、そしてまた考えているうちに、「最初、何について悩んでいたんだろう?」となりませんでしたか?こういう時は、「今私は不安や恐怖を感じているんだ。」と一回だけ心で呟いて、一息つきましょう。そして、「何が起こるのか。」などの漠然とした不安なら、これから起こるリスクを把握し、対処をする。もし難しいようなら、「何に対して不安や恐怖を感じているのか」をノートなどに書く。これにより、漠然とした悩みが明確化して対処しやすくなる。そして、「悩み」に対して、覚える必要がなくなり。脳の使い方が変わる。

ですので、2つ目の対策としては「漠然とした悩み」を明確化し、リスクを把握する。

次に進みます。

旅行先で、海や山などの自然をみると「わぁ~きれい!」と思いますよね。この時、不安や恐怖が薄れていませんか?転地効果ともいいますが、場所が変わり、見て聞いて、感じる世界が変わると身体や心理状態が変わります。今は「旅行に行きましょう!」とは言えない状況です。でも、TVや音楽や映画など、自分の好きな時間を過ごしていると、不安や恐怖の事って、考えていますか?薄れますよね。

第3の対策としては、自分の好きな事をして気分転換をするという事。

よくこの話をする時に「光と影」で伝えています。

朝が来れば明るくなりますし、夜が来たら暗くなります。暗い部屋でも、電気を点けると部屋が明るくなります。

明るいことと暗いことを同時に考えるのて、意外と難しいです。

私も不安や恐怖の感情が出てくると、音楽などで気分転換をします。そして、明るい気持ちで充満させてから考えます。

恐怖を感じている時は脳の扁桃体は感情を増幅し、大脳辺縁系を活発にさせ、前頭前野の働きを弱めます。前頭前野は最初の方に出てきた、判断や評価をするところです。不安や恐怖が強い時は冷静な判断が出来ません。気持ちが焦るといい考えが浮かばないですもんね。

暗いニュースばかりだと、不安や恐怖が強くなるばかりでなく、冷静な判断が出来ません。

不要不急の外出の自粛が呼びかけている自治体もあります。長くなったおうち時間。音楽や映画などで楽しい気持ちを充満させてくださいね。

大学在学中の怪我がきっかけで、整体の道を志す。 整体・カイロの手技で評判に。「小顔矯正もやってみたら。」との一言をきっかけに研究がスタート。 漢方、氣功、ヨーガ、武道との理論と矯正の共通点に気づく。 呼吸の力を利用し、身体に負担をかけない矯正で喜ばれている。

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