免疫力と姿勢の関係
私達は2000個程のガン細胞が毎日生まれ、自己免疫によって退治しています。すごいんですよね!私達の身体は。
この免疫力を司るのは 胸腺 、骨髄、リンパ、脾臓など。
あくまで個人的見解ですが、「姿勢」と「免疫力」は密接な関係があると思っています。
免疫力について
1、「胸腺」は胸骨の裏側にある。
胸腺は免疫に使われる「Tー細胞」に関与します。
①なぜ姿勢に関係があるかというと、こういう事です。
・猫背など、姿勢が悪い。
↓
・身体の前側が圧迫されると、胸骨周辺も硬くなります。デコルテ周辺触ると痛いですよね。
↓
・胸骨周辺の血液循環が悪い。そして、新陳代謝が悪くなるのでは。
②歩行時の振動。
姿勢を悪くして歩くと、背中側に地面との振動が伝わる。それに対して、姿勢がいいと胸骨周辺に伝わる。この振動が血液循環がホルモン分泌を促すのでは。という推測。
③反射点。
整体的に胸腺の反射点はおでこや眉周辺にあります。姿勢がいいと、呼吸が深い&鼻呼吸になりやすい。その結果、この周辺が血流が上がり、ほぐれやすい。
これらにより、姿勢がいいと免疫ホルモンにいい影響を与えます。
(※胸腺ってイメージしにくいですよね。焼き肉でいう「シビレ」の部分です!あと、ニュースなどで、虐待などによるPTSDで胸腺が小さくなると聞きませんか?虐待やいじめを受けていたのかの判断材料の1つです。胸腺の大きさが。)
2、コルチゾール
「ストレスホルモン」と呼ばれるコルチゾール。これが増える免疫力が下がるとされています。
姿勢をよくした方が、身体に疲労が溜まりにくくなる(身体的ストレスの減少)。そして、胸が張れてる状態の方が落ち込みにくく、強い気持ちになると知られています。(心的ストレスの減少)
3、呼吸とインナーマッスル
免疫細胞も細胞の一つ。新陳代謝をします。姿勢がいいと深い呼吸になりやすいです。深い呼吸による酸素の効率のいい交換。そして、横隔膜などのインナーマッスルの活性化で、全身の血流を良くする。これにより新陳代謝を活発にする。
これらにより、姿勢と免疫力が関係していると考えています。
いい姿勢になるには
いい姿勢になろうとして背中を反って筋肉が緊張しているのは、見た目には姿勢が良くても、本当は良くありません。その状態で動いてくださいと言われても、動きにくいですよね。
人間は気持ちいいと思う事を続けようとします。背中を曲げた方が楽だと思ったら、長時間、背中を真っすぐし続けることはできません。いい姿勢の方が楽だと思うことが大事です。その感覚を覚える方法をお伝えしますね。
①つま先立ちになり、手を合わせて、「天井を突き破り、空まで伸びるイメージ」で上方へ伸びる。
②力を抜きながら、手のひらを腿の横を叩くと同時にかかとから着く。
これをすると、頭からスーッと引っ張られるような感覚がありますよね。この時、背中を反らなくても、自然に肩が後方にいき、姿勢がいいです。
あと、この小指ウォーキングも姿勢にいいですよ!
姿勢をもう一度見直し、免疫をアップしましょう!
ほんと、新型コロナウィルスが早く終息することを願います。
振骨小顔センター
大渕