「ここに来るとすぐに寝てしまう・・・。」
「私、布団に入ってから、どんなことをしても寝れないんです。でも、ここに来るとすぐに寝てしまう・・・。」
振骨小顔矯正後、お客様の第一声がこの言葉でした。
寝つきが悪い人、本当に多いです。
考え事など、緊張状態が続いていると寝れないですよね。施術による緊張の解放が、眠りを誘っているんですね。実際、施術中寝ない人はほぼいません。私が強く、痛い手技をしないのは、お客様を緊張から解放され、心から緩んでいただきたいというのも、理由の一つです。
でも、寝る前って、なんで考え事をしてしまうのでしょうか。 今回はこれについて考えてみます。
それは、身体を動かしていないからだと思います。
例えば、ライオンが目の前に現れた時、考える暇がなく逃げますよね。というより、考える時間を作ってしまうと襲われる可能性もあります。
(※ライオンはあくまで仮定の話です。動物園にいるライオンは可愛いですよね^^)
でも、寝る時って、身体を動かさないですよね。「頭より、身体を動かせ!」という状況ではありません。だから、考えてしまうんですよね~。もともと人間は嬉しいことはなかなか思い出しませんが、失敗や危険だったことは安易に思い出せます。それは、次回への危険回避の為に備わった能力です。でも寝る前に思い出すと寝れなくなります。
よくお客様には「考え込んで出てきた答えは、いいものはないですよ。楽しいことや嬉しいことに転換してください。出来なければ、その物事に対しての感情ではなく、どうしてその状態になったか理論的に考えてみて下さい。すると、少し落ち着いた気持ちになりますよ。」とアドバイスしています。
例えば、「あの部下、ここまで可愛がってやったのに、裏切りやがって、この野郎!」という感情のままでいるより、「今回は俺の伝え方などがいけなかったんだな。このような事が無いように、これから気をつけよう。」などと、分析をするという事です。
これをしたら、直ちに気分がおさまるわけではありません。怒りが1日が3時間に短くなるなど、気が楽になる時が早く訪れるという事です。
もう一つ方法があります。それは、「自分自身を何かと同化させる。」
よくやるのは書きますね。
「私は川です。」と流れる小川だと想像します。すると余計な事は考えないし、意識が四肢など身体全体を感じ、頭の意識が薄まります。
よかったらやってみて下さいね。
振骨小顔センター
大渕